ツーバイフォーとは
藤建設とツーバイフォー工法
「耐震性」「耐火性」「断熱・気密性」「環境性」といった高い基本性能を備えるツーバイフォー工法は、その家に暮らす人々に理想の住まいを提供し、多くの人々に愛されています。
当社でもツーバイフォー工法は、耐震構造・準耐火構造・省エネと充実した、これからの時代に必要不可欠な、本物の高性能住宅だと感じております。
家づくりに対するお客様おひとりお一人のお悩みに、丁寧にお答えできるよう努めて参りますので、 どうぞ、お気軽にご相談ください。
【耐震性】一体構造だから地震に強い
床・壁・屋根が一体(モノコック構造)となったツーバイフォー住宅。地震の揺れを六面体の建物全体で受け止めて力を分散し、荷重が一部分に集中しないため、地震に対して抜群の強さを発揮します。各部に使用するパネル自体も優れた耐震性の源に。外力を分散させ、建物のネジレを防止し、建物の変型や倒壊を防ぐ機能を持っています。
揺れを面全体で受け止めるツーバイフォー
異なる工法の住宅に建物の重さに比例した力を加え、その伝わり方を比較。右は加えた力が柱や接合部に集中し、左は構造用合板が「面」となり、揺れの力が分散・吸収されている。
【耐火性】木は火に強い
木は火に弱いとお考えではありませんか。実は、ある程度の太さや厚さがある木材は、燃えても表層部が炭化するだけで内部に火を通さず、強度の低下を食い止めます。また、ファイヤーストップ構造で、万一の火災の延焼拡大を防止。一定の用件を満たしたツーバイフォー住宅は「省令準耐火構造」と認定され、鉄筋コンクリート住宅と同等の融資を受けられます。
比較実験で検証(三井ホームの実験による)
ツーバイフォーの枠組材2枚重ねと同等の外形で、常温では強度が勝る鉄骨材に、200kgの果汁をかけて約1000℃まで加熱。5分後に鉄骨は湾曲したのに対し、枠組材は表面が焦げるのみで強度を保持。
断面の大きい木材は、燃えると表層部が炭化して、火の進行がストップ。中心部は燃え残り、強度を保っている。
火の通り道となる床や壁の枠組材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断。上階への延焼を食い止める。
【断熱・気密性】高い断熱・気密性が省エネルギーで快適な住まいを
ツーバイフォー独自の面で形づくられるモノコック構造は気密性に優れています。さらに壁面に充填された断熱材との相乗効果で、より高い断熱性を発揮し、外気温に影響されず冷暖房効率の良い住まいを実現。また、外壁室内側の石こうボードの下側に住宅用プラスチック系防湿フィルムなどを貼ることで、壁内結露などの問題もなく、快適な暮らしを提供します。
高断熱・高気密に向いたツーバイフォー工法
【環境性】ツーバイフォーは木の住まい
ツーバイフォー工法で使われる木材は、再生産できる環境に優しい資源です。木材はリサイクルも可能で、使用後に廃材をエネルギーとして活用すれば、化石燃料消費の抑制につながります。また、森の木はCO2を吸収して酸素を輩出し、炭素を貯蔵します。製材後も炭素をストックし続けるので、ツーバイフォーの家を建てることは、CO2に寄与することになり、地球環境保全に貢献できます。